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10月24日のワンコインセミナーは料理活動

災害時非常食体験

レトルトパックや缶詰の開け方、自助具や調理の工夫

など災害時の食生活について調理をしながらかんがえてみましょう。

日ごろ調理と無縁になっている方のきっかけづくりがねらいです。

講師:田原美智子

10月24日(木) 14:00~16:00

受付13:30~

会場 名古屋市福祉スポーツセンター料理実習室

L字型の調理室で少人数の体験学習向きです。

地下鉄「総合リハビリテーションセンター」1番出口よりすぐ

スポーツセンター入り口からお入りください。

リハセンターから入られると階下になります。

参加費 500円

申し込み・問い合わせ e-mail :tawara.m@otsupport.or.jp

TEL:080-5105-3381

持ち物:特になし

作業所で自立支援のための調理をどのように計画したらよいでしょうか

「調理」はいろいろなやり方ができる活動です。自分で作ったものを

食べるという目的もはっきりしています。「誰」と「いつ」という条件があれば

計画が立てられます。ご相談のお答えとして自立を支援するための調理の計画

で考えてもらいたい事を紹介します。★は計画を立てるときの必須アイテム、

★★★は 計画を実践するときの支援の仕方へのアドバイスです。★と★★★

さえあればどんなメニューでも大丈夫、自立支援に役立つ調理になるでしょう。

 

★調理の計画を立てる前に・・・

  • 調理のできる環境がありますか
  • 調理経験を聞きましょう。
  • 買い物・後片付けを計画しますか

 

★「調理」経験のある人・ない人で計画が変わってきます。

「調理」経験のある人にはいつも作っていたものあるいは失敗の少ない

「炒め物」あたりから計画しましょう。野菜を切って、炒めるという

作業の中でどの程度経験が生きているか知ることができます。

「調理」経験のない人には 「白玉だんご」をお勧めします。

だんごづくりは 包丁を使いません。粉を丸めて湯に通します。

「食べる」ことにつながる手の感触を楽しむことができます。

 

★時間配分に気をつけましょう。 調理時間は30分を目安にすると

調理準備、調理、食事、後片付けの一連の調理活動を1時間から1時間半

程度で終了することになります。 調理している感じを味わってもらう

には30分は必要でしょう。というように時間配分によって印象の残り方

が違ってきます。どこを体験してもらうかを考えて時間を配分しましょう。

 

★★★「調理」活動が終了して「やってよかった」「自分でつくったものを

食べた」「おいしかった」など自分が取り組んだことに肯定的な感想が聞ける

ことが重要です。そのために支援する側の手出しは無用。失敗も経験と思い

選択したこと、決めたことを覆してしまうのはやめましょう。「またやって

みたい」という気持ちを持つことで自立心を育てます。