原さんの聴導犬の活動から最近の話題をレポートしました。原さんが聴導犬利用者で がんサバイバーの I さんと聴導犬シュウ君と馬籠に遊んだ時のことです。

藤村記念館までもう一息 Iさんとシュウ君 (写真掲載の承諾を得ています。)
〇原さんの会員対象会報誌の記事から
『6月某日、がんサバイバーのI様と介助犬シュウくんと一緒に馬籠(まごめ)に行きました。馬籠に来たのは10年振りくらいでしょうか。道は整備されていましたが、こんなに急坂だとは…。私自身、歳よりの視点でもありますが、I様はシュウを連れていると言っても、家では車椅子生活だったとの事で、そちらへの気遣いもありました。
略
まず、民芸品のお店で「犬は入れない」と断られました。時間をかけて休みながら、「あと少し」と声がけして、とうとう藤村記念館までたどり着き、ゴールとしました。お昼が近かったので、記念館隣の食堂に入ろうとしましたが「犬と一緒なら外で」と。「介助犬です」と言っても断られました。外を見ると椅子もテーブルもありません。別のお店でも同様。I様はいつも「わかりました」と笑顔で何度も頭を軽く下げ、挨拶を返します。
帰り道、先ほどの民芸品店のオーナーらしき品の良さそうな奥様にI様は同じように挨拶しますが、返事なし。やっと馬籠宿の入り口に戻り、観光協会に「介助犬と入れるお店」を聞きました。馬籠宿ではペットと入れるお店はなく、補助犬については知らないとの事。道路を渡って「まごめや」ならOKとのこと。ペット用の別棟でしたがやっとお蕎麦をいただきました。 島崎藤村さんへ、「夜明け前」を書かれたときと同じような社会状況は続いているように思います。私達に考える絶好のチャンスを与えます。』
その後 聴導犬協会は、電話で馬籠観光協会に是正をお願いしました。早々 馬籠観光協会では、総会で聴導犬協会からの指摘が共有され、聴導犬の周知、入店受け入れと対応を観光協会員で協議されました。』
〇聴導犬協会に届いた馬籠観光協会の対応は・・・・・PDF 馬籠観光協会からの手紙
原さんから馬籠観光協会会長大脇さんにあてたお礼のメールです。
馬籠観光協会 会長 大脇様
補助犬に関する指導をいただいたとの事、感謝いたします。敏速で適切なご対応を嬉しく思いました。
すでにこの経験談を関係するNPO法人作業療法支援ネットの会報に載せましたので、今回の誠実なご対応に関してはホームページに追記、掲載させていただきます。
藤村記念館も補助犬入館はダメと言われ、入り口で写真だけとって諦めました。原は中津川に別荘があり、お近くなのでまた伺うこともあるかと思います。今後、馬籠「夜明け前」に関する変化に関してSNSなどで公にご報告できましたら幸甚です。
馬籠宿の観光につきまして公正で誰にも優しいお心遣いを期待して、さらなるご発展を祈念いたします。
NPO作業療法支援ネット 原 和子
馬籠観光協会の皆さま
馬籠宿の環境を担う皆さんと聴導犬の新しいつながりが生まれ、だれにでも開かれた「坂のある宿場町」の名所になりますよう。私共も応援しております。迅速なご対応ありがとうございました。 (田原)
